価格についての考え方

ホーム施工の価格について価格についての考え方

造園業の単価のカラクリ

ホームセンターや、大手剪定会社の情報も増えてきました。
お庭の剪定1000円~なんて記事を自分も目にしたことがあります。
造園業の仕事といえば、お庭の石積みから植木一本まで多岐にわたりますが

実際のところは、下記6つの要素になります。

  • 職人の労働費:作業者の時間やスキルによります。技術や経験が必要な作業は高くなることがあります。
  • 材料費:使用する植物、石、土、木材などの材料によります。希少性や品質が高い材料は価格を上げる要因となります。
  • 機械使用料:特殊な機械や工具が必要な場合、それらのレンタル費や運搬費が加算されます。
  • 規模と難易度:工事の規模や難易度も影響します。広いエリアの造園や複雑なデザインは、それに見合った費用がかかるでしょう。
  • 廃棄物処理費:既存の植物や構造物を撤去し、それを適切に処分する際の費用も考慮する必要があります。
  • 設計費:デザインやプランニングに関連する費用も含まれることがあります。

造園業者の金額が不透明な理由

その1:仕事ごとの個別性

造園業は、お客様の個々のニーズに対応するため、極めて個別化されたサービスを提供しています。一本の植木の伐採から全面的な日本庭園の設計・施行、イングリッシュガーデンの整備まで、お客様の求める内容は多岐にわたります。それぞれが異なるスキルや材料を必要とするため、一律の価格設定は難しいのです。

その2:見積もりプロセスの複雑性

造園業は、お客様の個々のニーズに対応するため、極めて個別化されたサービスを提供しています。一本の植木の伐採から全面的な日本庭園の設計・施行、イングリッシュガーデンの整備まで、お客様の求める内容は多岐にわたります。それぞれが異なるスキルや材料を必要とするため、一律の価格設定は難しいのです。

その3:業界の不透明性

造園業界は伝統的に不透明な部分があります。その理由の一つが戦後復興の昭和の時代に、造園業者は公共事業で成り立ってきたことがあるのではないでしょうか?特定の単価を公開すると、他社との価格競争やクライアントの誤解を招く可能性があるため、詳細な価格は公開されていない習慣が未だ根付いているように感じます。

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